Vrai Amour ~秋緒の場合~



「もう嫌がったりしないから」


千夏は俺の手を取り、さっき俺がつけた赤い印の上に手を重ねさせた。















千夏の裸体は、咲子とはまったく違った。


子供といえど、胸の膨らみは思った以上に成長していたし

腰も細く、きれいなカーブを描いたボディラインは女性らしく丸みを帯びていた。


そして何より、肌理の細かい白い肌はピンクに染まりとても健康的できれいだった。




「秋緒さん」



うっすらと開かれた唇がゆっくりと重ねられる。

身長差があるため、千夏は少し背伸びをした。





なんだろう・・・・


この不思議な気持ちは・・・・
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