続・天然ちゃんの婚約者サマ★
「……ねぇ
実くん…」

「なに?」

イルカに目を向けたまま

耳をかたむける

「萌ちゃんのことなんか…
……忘れて…」

イルカのいる大きいケース

から目をはずした俺は

楓ちゃんに言った

「……それ
本気で言ってんの?」

「え…っ?」

低い声をだした俺

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