続・天然ちゃんの婚約者サマ★
「…ねぇっ!
私だけを見てよっ!!」

「……ムリ」

「…私
萌ちゃんに
なにか、するかもよ…?」

そう薄く微笑んだ香水女に

俺は、少しイラついた

「…してみろよ
俺が萌を守るし…」

「…っ!」

そう言うと、顔を真っ赤にして

香水女はイルカのケースから

ゆっくり離れた
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