私と学園アイドル!?


「だから、誰?」



えっ!?




もしかして、私の事…知らない感じっ!?




小中高生で知らない人はいない、佐倉結衣だべっ!?




「あのさ、聞こえてる?」

「あ、はい」




なんで敬語~!?




「…転校生か何か?」



「いえ、学園祭のリ八で…」




「そ、…名前は?」




知らないんだ。




何か、ショック…




「佐倉…結衣、です」

「あ、聞いた事あるかも…。…んじゃ、結衣来て…」




へっ!?




何この状態。




何か、抱きしめられてない…?




良い…匂いがする…




いつもなら、こんなことされたち仕事以外
なら…すぐ押し返すのにぃ……




「あの…名前は?」

「名前…?何で教えないといけないわけ?」




はああぁあ?




人にきいといて…それはないでしょ!?




「じゃあ離して…!!」

「は!?…意味わかんねぇー」

「離してっ!!」

「…ヤダ。」

「じゃあ教えてよ」

「箕氷拓海…」




箕氷拓海…




「これでいい?」

「うん。」




ぎゃあああああっ




また、ぎゅって…!!




やばいぃ~




「結衣………、お前きもちいな」




きゃあああああっ




もう、やだぁ。




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