△~triangle~

涙が止まる事は無く……次々に溢れる様に流れてはフローリングの床を悲しく濡らした。

……私……最低だ。

真剣に私の事を心配してくれる二人を傷付けた自分が許せない。

どうして私の心は、こんなにも弱いのだろうか。

ギュッと左腕を握った。

……痛い……痛いよ。

その痛みは弱い自分を責め続ける。

……私……私は……

俯いたまま声を殺し、肩を震わせながら泣き続けた。
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