△~triangle~

「……な、な、な、なんなの!?」

何とか言葉を捻り出してみるものの、上手く言葉にならない。

二人の男を交互に見ながらアタフタする私の姿を見て、また二人が可笑しそうに笑った。

……お、落ち着け。落ち着け!

心の中で呪文の様にそれだけを唱えながら、状況を把握するために辺りを見回す。

大きな窓から温かな太陽の光が差し込み、白と黒で統一された部屋を照らしている。

どうやらここは広いワンルームの様で、フローリングの床の上に無造作に掛け布団が広げられていて、その上に寝ていた様だ。

……三人で?
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