君と一緒なら
「ほら、答えは簡単に出てる」



咲は優しい声で言った。



「大事なのはココだよ、ココ」



そぅ言って心を指した。



そうだよね。


私…忘れてた。



自分の大切なキモチを忘れてたよ…



「ありがとう、麻奈美、咲。私、和弥に会いに行くね!」


その決意に2人は笑顔で頷いた。






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