君と一緒なら
『んー、じゃあ言うけど…』



「うん…」




『雪奈の事、幸せに出来るかなぁって不安になってさ。俺が側にいていいのかなって…』



和弥は言った。




「和弥が側に居るから私は幸せなんだよ!」



私に迷いはない。




『ありがと。そんな照れくさい事、言うなよな』



和弥の顔は真っ赤だった。





< 124 / 143 >

この作品をシェア

pagetop