君と一緒なら


そのコトバが涙が出る位嬉しいよ…




『雪奈、指輪貸してみ?』



そぅ言われて渡す。



『左手、出して?』



これって…




和弥は私の左手の薬指に指輪をはめた。




『これから、色々迷惑かけるかもしれない。だけど…雪奈の側にいたいんだ。守りたいんだ…だから、これからもずっと側にいて下さい』




真剣な和弥の目




「はぃ。…ずっと側にいる」




『ありがと』







< 138 / 143 >

この作品をシェア

pagetop