君と一緒なら
「遅い!もぅなにやってんの!」

そう言われて振り向くと麻奈美がいた。

ううん、麻奈美だけじゃない。

みんなが、私を待っていたのだ。

うそ。。。

「もぅ。誰かさんのせいで花火見れなかったぁ。」

わざといじわるっぽく、咲が言った。

「ご、ごめんね?」

私は謝る。

「まぁ、いいよっ。どうせ雪奈がいないと
楽しくなかったし?」

麻奈美が言った。

それを見て、私は少し安心する。
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