君と一緒なら
「恥ずかしかったんだよ。

急に言われちゃったからさ。

でも、今度は胸張って言える。」


静かな風がふく。


「雪奈は、俺の大切な彼女。」


その言葉にまた涙がこぼれる。


涙ながらに和弥を見ると、


顔が真っ赤になっていた。
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