君と一緒なら
◇第三章

変化

あの日から、和弥からの連絡が減った。



どうしたんだろう?


私は一気に不安になる。



こないだまですっごく幸せだったのに、一気に急降下…



まぁ、とりあえず連絡してみよ。


私はケータイのコールをプッシュした。



ーープルプルプル


しばらくコール音が鳴り響く。



和弥、出て?



私、あなたの声が聞きたい。




結局出なかった。


その後も、何度もかけた。




きっと、たまたまだよね?


明日は声が聞けるよね?











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