キスはおとなの呼吸のように【完】
「それでは、こちらへどうぞ」
兼田社長はフロア奥を手のひらでしめした。
視線をふると、一番奥の壁ぎわにスケルトンのガラスが一枚張られていて、フロアをふたつにわけていた。
どうやらそこが社長室兼応接室になっているらしい。
兼田社長はフロア奥を手のひらでしめした。
視線をふると、一番奥の壁ぎわにスケルトンのガラスが一枚張られていて、フロアをふたつにわけていた。
どうやらそこが社長室兼応接室になっているらしい。