キスはおとなの呼吸のように【完】
「先輩。ちょっと待ってください。ここは……」

やめましょう。

わたしがそういうまもなく、大上先輩はすでに店内に足を踏みいれている。

「いらっしゃいませ」

なかから威勢のいい声がきこえてくる。
わたしも店内にはいり、大上先輩に事情を説明しようとした。
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