キスはおとなの呼吸のように【完】
「袴田のプライベートを知れて、単純にうれしかった。二年近くおれのしたで働いてもらっているが、こういった日常会話なんてほとんどしたことがなかったから。カズトくんともまたいろいろ話しをしたいし、またのみにきてもいいかな」
おとな特有の社交辞令のようなせりふに、カズトはいつものやわらかな笑顔でこたえる。
おとな特有の社交辞令のようなせりふに、カズトはいつものやわらかな笑顔でこたえる。