キスはおとなの呼吸のように【完】
「大上さん。そろそろ終電の時間ですよ。仕事もだいじだけれど、終電を逃したらこの寒空のしたで野宿しなきゃいけなくなっちゃいますよ。このへんはインターネットカフェがありませんからね」

大上先輩はパソコンのディスプレイから顔をあげた。
お酒と一週間の仕事で、ぐったり疲れた顔をしている。
うっすらとひげものびてきて、ほんのちょっとだらしない。
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