キスはおとなの呼吸のように【完】
「つきましたよ。もうすぐ電車がきますから、それにのって帰ってくださいね」

お気をつけて――

そういおうと思い、大上先輩に顔をむけた。

すると。

先輩は、わたしの肩に頭をのせて気持ちよさそうに眠っていた。
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