キスはおとなの呼吸のように【完】
「カズトだって、さっきむっとしてずっと黙っていたじゃないですか。嫉妬してるなら、そういえばいいのに」

「ははっ。ごめんなさい」

つまらないわたしのむだ口にカズトが笑った。

わたしはカズトの手を見ていった。
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