キスはおとなの呼吸のように【完】
カズトの店の立ちのみスペースではなく、ちゃんとした密室であるわたしの部屋ならば、さっきみたいに誰かにじゃまをされることもなく、恋人たちの時間を思う存分すごせるのだろうか。
そんなふうに考えると、先ほどのカズトの残念そうな顔を思いだし、もうしわけない気持ちになった。
「まあ、しかたないか」
いろいろ思いをめぐらせたが、そればかりはどうにもしようがない。
瞳をとじて、そのまま眠った。
そんなふうに考えると、先ほどのカズトの残念そうな顔を思いだし、もうしわけない気持ちになった。
「まあ、しかたないか」
いろいろ思いをめぐらせたが、そればかりはどうにもしようがない。
瞳をとじて、そのまま眠った。