【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦
柾樹side
「お疲れ様っす」
バイトが終わり修平さんに言う。
「柾樹、久々にダーツ行かねぇ?」
「今日はちょっと…」
俺は時計を見ながら言う。
「そか、そういやさ愛未、彩音ちゃん達と話したみたいだって?」
そう言いながら修平さんはタバコを口にくわえて火を点ける。
「あぁ…修平さん愛未をちゃんと管理しといて下さい。彩音と美菜喰われそうでしたよ」
「俺が愛未を管理なんてできるわけねーよ」
修平さんははははと笑いながら言っている。
笑い事じゃねぇ。
心の中でそう思った。
「あ、じゃぁ俺こっちだわ」
「はい、お疲れっす」
俺は修平さんと別れて彩音のバイト先に向かった。