【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦

「衣装はコレよ。コ·レ」


美菜は自分が着ているさっきの衣装を指差して言った。



「おぉっ…」


男子は美菜の格好を見て目がハート。


「好きな子のこーんな格好見れちゃったら超いいでしょう?」


美菜はニヤニヤしながら男子にこそこそ話している。


「女子も!この格好で好きな男に迫れば落ちる事間違いなし!この喫茶店やってみる価値あるわよ~」


美菜は言葉巧みにクラスをまとめ上げる。


「…そ、そうかなぁ?」


「メイクもやって欲しい子は私がやってあげる!」


女の子達もまんざらでもない感じになってきた…。



でも私はあの衣装着るの恥ずかしい!


「それにですね!売上が1位のクラスは学食1ヶ月タダ!!」


美菜の後ろに隠れていた委員長がチャンス!とばかりに言った。


…クラスは一気に文化祭にノリノリになった。


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