【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦
「かわいいね~俺と1回どう?」
「………え?」
陸君の友達が言った言葉に言葉が詰まる。
「“え?”だって!かーわーいー」
陸君の友達は異様に盛り上がっていて
「藍!やめとけよ!お前の周りにいる女とは違うから。
彩、向こう行ってていーから」
陸君はそう言って私の背中をとんと叩いてくれた。
「あ、うん。じゃぁまたね」
私は戸惑いながらも、そのまま厨房に帰った。