【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦

「かわいいね~俺と1回どう?」


「………え?」


陸君の友達が言った言葉に言葉が詰まる。



「“え?”だって!かーわーいー」


陸君の友達は異様に盛り上がっていて


「藍!やめとけよ!お前の周りにいる女とは違うから。
彩、向こう行ってていーから」


陸君はそう言って私の背中をとんと叩いてくれた。



「あ、うん。じゃぁまたね」


私は戸惑いながらも、そのまま厨房に帰った。


< 170 / 370 >

この作品をシェア

pagetop