【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦
「ね、柾樹?」
「何?」
「美菜がね、あの衣装着ないとダメだって」
私は今日の帰りあった事を柾樹に話した。
「まぁ、仕方ねーっちゃ仕方ねーけどさ、あんな服着られたら俺どーしたらいい?」
柾樹は私の顎をくいっと持ち上げて見つめてくる。
う゛っ…
そんな事言われても……
「どっ…どーもしなくていいよっ!」
私は顔を真っ赤にして顔を逸らす。
「……他の男に見られるとかすっげぇ嫌」
柾樹はそう言って私の背中をすーっと指でなぞった。