【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦

「ったく人の女なんて放っておいて欲しいですよ。あんな格好しなきゃなんないのもそもそも気に入らないし」


「おー、やっぱ彼女の事になると余裕なくなるねー」


修平さんは笑ってるけど、実際これ笑い事じゃない。


あんな格好してたら、飢えた男の餌食だ。



俺は美菜…もとい文化祭のくじ引きをした委員長を恨んだ。



「おっ!ここが愛未のクラスかー」


修平さんは愛未のクラスを見つけ中に入っていく。


愛未のクラスはヴィジュアル系の格好をしてたこ焼きを売っていた。


「あっ!修平〜」


愛未は俺達に気付いてこちらに近づいて来るけど、はっきり言って本人の面影なし。


ヅラは被ってるし、メイクは濃いし、唯一声で愛未だと判断できる程度だ。


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