【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦
修平さんと再び校内を廻ることにしたのはいいが…
「あのっ…」
「なーに?」
他校の子に声をかけられた修平さんはにこやかに答える。
「写真撮ってもらってもいいですか?」
「いいよ〜はい、並んで〜」
「…あ、違くて…2人も一緒に写って下さいッ!!」
そう言う女の子は顔が少し赤い。
え、勘弁してよ。と思っていたら
「いいよ〜」
修平さんはにこにこと、明るい返事をした。
「ほら柾樹も早く!」
修平さんに半ば強引に促され、無理矢理写真を撮る羽目になった。