【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦
駅に着く頃には、いつの間にか陽は沈み、辺りは暗くなってきていた。
とりあえず陸君にメールをして、大チャンとやらの居酒屋の場所を聞く。
キョロキョロしながら歩いていると
「なぁ~にしてるのっ?」
いきなり肩を叩かれ振り向く。
「え…」
ダレデスカ?
「今暇?今から俺と遊ばない?」
声を掛けてきたのは知らない男の人で、いわゆるナンパなのかな?と思う。
だから
「私、用事ありますから…」
そう言って止めた足を再び進めた。