【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦
「たまにはさ、息抜きしなよ?アンタ顔死んでるわよ?」
がっしり両手で私の顔をひっつかんで、ぐいっと自分の顔に引き寄せる。
えぇええぇえ!?
死んでないよ!!
生きてるよ!!
私動いてるじゃん!!
「…美菜失礼」
あ、今日も美菜化粧バッチリだ。肌綺麗だなぁ。羨ましい。
間近にある美菜の顔を見て思った。
抜け目ないからね美菜は。
家に泊まりに来てもスキンケア怠らないし。
尊敬しますよ、先輩。
「はいはいどーも。…アンタは肌ボロボロよ。なんかやつれてるし」
美菜は私の顔をじろじろ観察してる…
…ってゆーか!