【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦

「たまにはさ、息抜きしなよ?アンタ顔死んでるわよ?」


がっしり両手で私の顔をひっつかんで、ぐいっと自分の顔に引き寄せる。


えぇええぇえ!?
死んでないよ!!
生きてるよ!!
私動いてるじゃん!!


「…美菜失礼」


あ、今日も美菜化粧バッチリだ。肌綺麗だなぁ。羨ましい。


間近にある美菜の顔を見て思った。


抜け目ないからね美菜は。
家に泊まりに来てもスキンケア怠らないし。
尊敬しますよ、先輩。



「はいはいどーも。…アンタは肌ボロボロよ。なんかやつれてるし」


美菜は私の顔をじろじろ観察してる…


…ってゆーか!


< 275 / 370 >

この作品をシェア

pagetop