【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦
マジで!?
何ソレ!!!!
そんな事ってあるの!?
そして思い出すのは中間テスト。
うん。バッチリ。
点数良かったよ。
「あんたまだ熱あるんだから、それが終わるまでは大人しく寝ててよ?」
ポタリポタリと落ちる点滴パックを指して言うお母さん。
「…はい」
素直に頷けば、お母さんは少し買い物してくるからと病室を後にした。
…柾樹がお母さんに連絡したって事は柾樹がここまで…?
うーんと悩んでいた私の携帯がメールの着信を知らせる。
「あ…」
携帯を開いて確認すれば、柾樹からだった。
今から病院行くから
そのたった1文に何故だか嬉しくなる。
だって、柾樹が来てくれる。