【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦

やっぱり柾樹の地元に来れて良かった。


帰りの電車に揺られながら思う。


2人から柾樹の中学時代の話も聞けたし。


…まぁ、柾樹がヤンチャだったってのは吃驚だけれど。


「柾樹?」


「ん?」


「好き!」


電車の中でいきなり告げた私に片眉を跳ね上げた柾樹だったけれど、フッと笑って頭を撫でてくれた。



その後は予約したレストランで、ご飯を食べてマンションに帰った。


< 320 / 370 >

この作品をシェア

pagetop