【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦
それから数週間バイトのない日に、美菜は私と一緒に料理をした。
最初はよく指を切っていたけど、慣れたのかもうそんな事はなくなっていた。
「な〜んか料理って意外に楽しいかも?」
美菜の言葉にふっと笑みが漏れる。
だってあの美菜がそんな事言うなんて。
合宿の時には考えられなかったよ。
…恋って人を変えるね?
美菜を変える程の存在の悠士君。
ちゃんと手を離さないでね?