【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦
私はそこから目が離せなかった。
悠士君のそこをじーっと凝視していた。
だって!!!
あるんだもんっ!!!!
真っ赤になるだけで、決して口には出さない。
…いや、出せない。
「お前、キスマークついてるぞ」
そんな私なんてお構いなしに、柾樹が告げた。
悠士君は別段、慌てる様子もなく「あ?あぁ。美菜がつけたんだよ」とごく当たり前の事の様に話した。
「みっ…み、み、み、美菜っ!!」
狼狽えるしかない私は美菜を見たけど、彼女もまた至って普通だった。