【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦


その後ホッチキス止めが終わったのは、5時30分だった。


ありえない量のホッチキス止めをさせられた私は、もうあの先生の授業では絶対に寝ない!と心に誓った。



2人でホッチキス止めされたプリントを職員室に持って行けば

「これで懲りただろ?」


先生はニヤリと不敵な笑みを浮かべていた。



学校を出た時には空は薄暗くなっていて“バイトだから!”と言う朝井さんとは校門で別れた。



そのまま私は携帯で柾樹にメールをして走って柾樹のバイト先『mon chouchou』へと急いだ。


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