【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦
「…ちょっと朝井さん…私妃芽ちゃんと私、代わりましょうか?」
だって妃芽ちゃんのあの顔…
美菜に怯えきっている。
まぁ、あんな事面と向かって言われたら、誰だってそうなると思うけど。
そう思って、朝井さんにひっそりと相談したけど。
「ん〜?」
朝井さんは妃芽ちゃんを見て少し考えて
「残念ながら妃芽は料理できないんだよね〜」
そう答えて苦笑いを浮かべた。
「……」
うーん、大丈夫かな…?
私は少し不安を覚えながらも買い出しに出かけた。