【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦
「はぁーつっかれたぁー!!」
大量に購入した食材・飲み物を運び終わった私たちは再びダイニングルームにいた。
「お前は寝てたろ」
美菜の顔を見て悠士君が言う。
その顔は呆れ顔。
「私達仕事はしたわよ?ね?妃芽」
ふふんっと美菜は鼻をならし妃芽ちゃんに同意を求めた。
…いつの間にか名前で呼んでるし。
「……」
妃芽ちゃんは無言で苦笑いを浮かべていたけど。
うーん…ビックリするよね。
本当にいつ仲良くなったんだろうか?
私は2人を見比べて思案していた。