【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦
「…」
なんだか身体がフワフワしてるような感覚。
意識を取り戻した時私は遠目でみんなを見ていた。
「気がついたか?」
上から柾樹の声がして見上げる。
私を見降ろす柾樹の目と目が合った。
「…私…?」
頭には濡れタオルが置かれ、どうやら柾樹の膝の上に寝ているよう。
「…お前飲みすぎ。少しは自制しろよな…」
柾樹は私の頭を撫でる。
そうだ…私調子に乗っていっぱいお酒飲んだんだ…
「弱いのにあんなに飲む奴があるか」
そういう柾樹顔は少し呆れ顔で笑っていた。