【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦
「あ!平山ちゃん気がついた?」
起き上った私に気がついた朝井さんは大声で叫ぶ。
…その声は、ちょっと頭に響いた。
「あ、はい…」
みんなが座っているテーブルを見ると、さっきより更にお酒がいっぱい空になっていた。
「んじゃぁ、そろそろ寝よっかぁー」
美菜がそう言うから、ふと時計を見ればもう1時だった。
「そうだね…」
そう言う妃芽ちゃんも、かなり眠たそうな顔をしていた。
私みんなを付き合わせちゃった!?
「おぉ。チェックインは14時からだから起きるのは10時くらいでいいぞ〜今日準備もだいたいしてるしな!」
そう言って仁士さんは一足先に自分の部屋へと消えて行った。