【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦



部屋に着き明りを点ける。


そのコテージは昼に美菜といたものとは雰囲気が違くて、赤で統一された部屋だった。


そして気付いてしまった。


……いや嫌でも気付かされてしまった。



ベッドが一つしかない事に!


why?


なんで…?


美菜と一緒にいた部屋にはベッド2つあったよ?



「…ま、ま、柾…樹」


「あ?」


部屋の中に遅れて入って来た柾樹に言う。


「ベッド…一つしかないよ…?」


「…」


柾樹は私の言葉を無視したのか無言でいきなり脱ぎだした。


< 63 / 370 >

この作品をシェア

pagetop