【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦
部屋に着き明りを点ける。
そのコテージは昼に美菜といたものとは雰囲気が違くて、赤で統一された部屋だった。
そして気付いてしまった。
……いや嫌でも気付かされてしまった。
ベッドが一つしかない事に!
why?
なんで…?
美菜と一緒にいた部屋にはベッド2つあったよ?
「…ま、ま、柾…樹」
「あ?」
部屋の中に遅れて入って来た柾樹に言う。
「ベッド…一つしかないよ…?」
「…」
柾樹は私の言葉を無視したのか無言でいきなり脱ぎだした。