【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦
「…」
「…」
愛し合いお互いが果てた後、2人はしばらく無言だった。
「…とうとう…シちゃったね」
美菜は悠士の腕の中で、とろんとした目で言う。
「…もう1回する?」
悠士が美菜の頭を撫でながらそう呟やけば
「…バーカっ」
美菜はそう言って幸せそうな笑みを零す。
「でもこんなに手、出してこなかったの悠士が初めてだよ」
「…誰と比べてんだよ…」
悠士ははぁと溜め息を吐いて、美菜にデコピンをくらわした。
「…痛いっ!」
「俺は一途だからな」