酒の名たるや



やがて酔いも深みを増すと、決まった親父が独白を始める。


お国柄なのか毒が大好き。


食う物飲む物、果ては吐き出すものまでもが毒塗れで酷い有様。


とてもじゃないが理性を保った常人では虹彩に映すことなどできなかろう。




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