お隣さんは同級生【番外編】
悠士が溜息をつきながら近くにあったベンチに座ったから私も倣ってベンチに座った。
「何か…私なんで浩人と付き合ってたんだろう…?結局浮気も見抜けなかったし悠士の言う通り私…見る目ないよね…なんかバカみたい…」
…自分が情けなくて…
恥ずかしい。
「まぁ見る目がないのは否定しませんが…これに懲りたら今度からはちゃんと見極めてから付き合えば?」
泣いている私に対しても容赦ない悠士だけれど悠士の言葉を素直に聞き入れる事が出来た。
…悠士だから。
悠士はちゃんと私の事を見てる。
「うん…そうする……ねぇ悠士は?悠士には今彼女いないの…?」
つい聞いてしまった。