お隣さんは同級生【番外編】
「いや、悪ぃー悪ぃーまさか美菜がこんな所に来るなんて思わなくてさー………あー腹痛ぇ」
ひーひー言いながら目に涙まで浮かべて笑う悠士。
今日も金髪が眩しい事で。
「可愛い彼女が絡まれてたんだから見てたんなら助けなさいよね」
「俺は女の子には手ぇ出さねーんだよ」
はぁ?何それ!!
悠士は悪びれもなく言ってそこから飛び降りてきた。
危ないわね!怪我したらどうしてくれんのよ!!
ギロリと悠士に睨みをプレゼントした。
「俺の彼女は可愛くて強いから~助けなんていらないの~」
睨まれてる事なんか無視して、私の髪の毛をくるくるいじる悠士。