お隣さんは同級生【番外編】


あちらこちらで


「うまっ」


「高梨の彼女天才!」


「なんで高梨なんかと…」


なんて言葉が飛び交っていた。


男共はそんな高梨の彼女のご飯にがっついていて終始デレデレだった。


もちろん悠士もへらへら笑っていて、私はイライラしたのだけれど。


「いいなー高梨。俺の彼女なんて、チャーハンくらいしか作んねぇぞ?」


悠士の友達(名前忘れた)が隣に座る彼女を指差して唐突に嘆きだした。


彼女はむぅっとした顔をして、そんな彼を叩いたけれど。


そこから、次々に自分の彼女の料理の腕前を話しだした奴らだったけれど


「なぁ悠士」


「あ?」


「三浦さんはどうなんだよ?」


最終的には悠士に振ってきやがった。


「あ〜?どうって…お前料理できないもんな?」


私の肩に手を回してニコリ、言いやがった。


………最悪。


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