お隣さんは同級生【番外編】
「えー?三浦さん料理できないのぉっ?」
それまで会話に参加していなかったちえが、いきなり会話に参加してきた。
私の顔を見てニヤリと嫌な笑みを浮かべる。
…それは私をバカにしてる目。
イライラがピークに達しそうだった。
目の前のお皿をちえに投げつけたい衝動に駆られるけれど、そこはなんとか抑えた。
ただ黙ってちえを睨んでやった。
マジで早く帰りたい。
イライラは肌に悪いのよ。
このツケはいつか悠士に返してもらう。
そう心に決めた。