お隣さんは同級生【番外編】
「もっ…無理っ…」
ご飯を食べ終わって、部屋の御膳を片付けた仲居さんはお布団を敷いてくれたんだけれど、なんか布団と布団が近い。
そのまま敷かれた布団の上に寝転がった私は行儀が悪い事なんて承知の上。
だってもう容量オーバー。
マジで吐くかも…
「食い過ぎだろ…」
私の背中をさする柾樹の顔は涼しげで、私より食べたのに…と思う程。
「だって美味しくてつい…」
あぁ絶対私太った。
久々にダイエットしなきゃいけない…かも。
なんて考えながら、深呼吸をして柾樹をじっと見れば、落ちてくるキス。
心地いい。
ふわふわとした気分になりながら、そのまま柾樹に身体を委ねた。