ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜
冷酷な声音で、淡々と話す口調。
あたしを見ようとはしなかった瞳や、険しい表情を貼り付けていた顔。
あたしは、あんなにも冷たい雪ちゃんを知らない。
さっき見せられた雪ちゃんの全てが、彼が生み出したものだとは思えなくて……。
やっぱり、現実を受け入れる事なんて出来なかった。
雪ちゃんから告げられた理由だって、納得出来るようなものじゃない。
だけど……。
最後まで一度も振り返ってもくれなかった事が、雪ちゃんの答えだって考えるしかないのかもしれないって思うと、涙が止まらなかった。
あたしを見ようとはしなかった瞳や、険しい表情を貼り付けていた顔。
あたしは、あんなにも冷たい雪ちゃんを知らない。
さっき見せられた雪ちゃんの全てが、彼が生み出したものだとは思えなくて……。
やっぱり、現実を受け入れる事なんて出来なかった。
雪ちゃんから告げられた理由だって、納得出来るようなものじゃない。
だけど……。
最後まで一度も振り返ってもくれなかった事が、雪ちゃんの答えだって考えるしかないのかもしれないって思うと、涙が止まらなかった。