ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜
どこか重苦しさを感じる沈黙に、息苦しくなる。
昼間もずっと泣いていたせいで目が腫れぼったい事もあって、あたし達を包む雰囲気が余計に暗く感じた。
「渚……」
しばらく黙っていたお兄ちゃんが、あたしの瞳を真っ直ぐ見つめた。
大きな決意をしたような、真剣過ぎる瞳。
その双眸に見据えるような視線を向けられて、あたしの心の中に言いようの無い緊張感が走った。
すごくすごく、嫌な予感がする。
次にお兄ちゃんの口から出るのが良くない話なんだって事が、何故かわかってしまったんだ。
昼間もずっと泣いていたせいで目が腫れぼったい事もあって、あたし達を包む雰囲気が余計に暗く感じた。
「渚……」
しばらく黙っていたお兄ちゃんが、あたしの瞳を真っ直ぐ見つめた。
大きな決意をしたような、真剣過ぎる瞳。
その双眸に見据えるような視線を向けられて、あたしの心の中に言いようの無い緊張感が走った。
すごくすごく、嫌な予感がする。
次にお兄ちゃんの口から出るのが良くない話なんだって事が、何故かわかってしまったんだ。