ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜

失くした恋と愛

今日って何曜日だっけ……。


そんな些細な事すら判断出来ないまま、ずっとベッドに潜っていた。


眠ったのか、眠っていないのかもよくわからない。


ただぼんやりとしたまま、まるで電池が切れたオモチャのように過ごしていた。


ここから外に出たら、全てを認めてしまうしか無い気がして……。


あたしは最後に雪ちゃんに会った日から、一度も家から出ていない。


食事もまともに摂らないあたしの事を、家族が心配してくれているのはわかっている。


だけど、もう本当に何もする気力が湧かないんだ……。


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