ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜
「あれ、そういえば今日は早いな。いつもはもうちょっと遅いだろ?」
あたしと話す時とは違う雪ちゃんの口調に、何だかドキドキしてしまう。
いつもの話し方も好きだけど、今みたいに話す彼は男の子らしさがすごく出ているんだ。
雪ちゃんが不思議そうにしていると、お兄ちゃんが欠伸を一つしてから口を開いた。
「朝一で、お得意さんから修理の予約が入ってるんだよ。何か、急ぎなんだってさ」
「へぇ。あんな小さな工場でも、結構大変なんだな」
「……お前、究極に爽やかな笑顔で、何気に失礼な事言うんじゃねぇよ」
あたしと話す時とは違う雪ちゃんの口調に、何だかドキドキしてしまう。
いつもの話し方も好きだけど、今みたいに話す彼は男の子らしさがすごく出ているんだ。
雪ちゃんが不思議そうにしていると、お兄ちゃんが欠伸を一つしてから口を開いた。
「朝一で、お得意さんから修理の予約が入ってるんだよ。何か、急ぎなんだってさ」
「へぇ。あんな小さな工場でも、結構大変なんだな」
「……お前、究極に爽やかな笑顔で、何気に失礼な事言うんじゃねぇよ」