ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜
「どうしてっ……!真保にそんな事言われなきゃいけないの!?」
自分が甘えただって事くらい、よくわかっている。
だけど、こんな時にあんな風に言われてしまったら、責められているとしか思えなくて──。
「真保には……あたしのつらさなんてわかんないじゃん……」
ポロポロと涙を零しながら、泣き声で呟いた。
「そうだよ……」
「だったら──」
「でも!」
肯定した真保に言い返そうとしたあたしを、彼女が大声で遮った。
「雪緒君の方が、たぶん渚よりもずっとつらい思いしてるよ……」
自分が甘えただって事くらい、よくわかっている。
だけど、こんな時にあんな風に言われてしまったら、責められているとしか思えなくて──。
「真保には……あたしのつらさなんてわかんないじゃん……」
ポロポロと涙を零しながら、泣き声で呟いた。
「そうだよ……」
「だったら──」
「でも!」
肯定した真保に言い返そうとしたあたしを、彼女が大声で遮った。
「雪緒君の方が、たぶん渚よりもずっとつらい思いしてるよ……」