ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜
「今日だって、本当は雪緒君に頼まれて来たの……」
予想外の言葉に、目を大きく見開く。
あまりにも驚いたせいで、涙がピタリと止まった。
「昨日の夜、雪緒君が家に来たの……。章太郎君から電話で渚の様子を聞いたらしくて、『章太郎より真保ちゃんの言う事の方が聞くかもしれないから、悪いけど様子を見に行ってあげてくれないかな』って……」
真保は何かを堪えるように、目を閉じて深呼吸をした。
「『俺はもう、渚の傍にはいてあげられないから』って……」
続けて告げられた言葉に、胸の奥がズキリと痛んだ。
予想外の言葉に、目を大きく見開く。
あまりにも驚いたせいで、涙がピタリと止まった。
「昨日の夜、雪緒君が家に来たの……。章太郎君から電話で渚の様子を聞いたらしくて、『章太郎より真保ちゃんの言う事の方が聞くかもしれないから、悪いけど様子を見に行ってあげてくれないかな』って……」
真保は何かを堪えるように、目を閉じて深呼吸をした。
「『俺はもう、渚の傍にはいてあげられないから』って……」
続けて告げられた言葉に、胸の奥がズキリと痛んだ。